亀梨和也主演ドラマ「ゲームの名は誘拐」より、ドラマの世界観にインスパイアされたアザービジュアル、撮影の裏側に迫るインタビュー映像が公開された。本作は、東野圭吾の同盟小説のドラマ化。主人公の広告代理店の敏腕プランナー・佐久間駿介(亀梨さん)が、大型プロジェクトから降板させられたことを機に、自分を引きずり下ろした大企業の副社長・葛城勝俊(渡部篤郎)に一矢報いるため、その娘・樹理(見上愛)と共謀し、狂言誘拐を企てたことから始まるミステリー。今回公開されたビジュアルは、メインキャストが登場。佐久間と樹理の2種類のビジュアルには、それぞれ「誘拐か、誘惑か。」「狂言誘拐を共謀する、だけのはずだった――」という言葉が添えられ、復讐のために誘拐ゲームを企てる“誘拐犯”と、父を恨む“共犯者”の危うい恋模様、そしてゲームの不穏な未来を予感させる。また、葛城も加わった3人のビジュアルは、それぞれの一進一退の騙しあいの結末に期待が高まる仕上がりとなった。本ビジュアルが撮影されたのは、昨年11月の本編撮影終了直後のタイミング。物語を結末まで演じきり、それぞれの役柄への解釈が最上まで高まった状態の3人だ。さらに、撮影のメイキングもふんだんに盛り込まれたソロインタビューでは、亀梨さんから「(当初の想定とは)逆のところにあった」と佐久間のキャラクターが出来上がるまでのエピソードや、スタッフとの妥協のない作品作りについて語られる。また見上さんは、「魔性の女でありながらかわいらしい」と評する樹理のキャラクターについて、「すごく助けていただいた」という亀梨さんとの撮影エピソードを披露した。「躊躇なく悪を演じられた」と語る渡部さんからは、「ここまでの逆転劇にはなかなか出会ったことがない」と“全てが覆るラスト”の魅力を話している。なお、WOWOW公式YouTube&WOWOWオンデマンドでは、第1話が無料先行配信中だ。連続ドラマW 東野圭吾「ゲームの名は誘拐」は6月9日(日)22時~WOWOWプライム・WOWOW4K・WOWOWオンデマンドにて放送・配信(全4話)。(シネマカフェ編集部)
2024年06月02日ABEMAでは6月1日(土)より、人気華流ドラマ作品を全話無料で配信。韓国のガールズグループ「f(x)」出身のビクトリアことソン・チェン出演「見知らぬ恋人~Love or Lie~」や、元「SNH48」のリー・イートン出演「赤華珠[せきかしゅ]~君に誓う愛~」などの作品が目白押しとなっている。「赤華珠[せきかしゅ]~君に誓う愛~」は、運命に抗いながらも強く惹かれ合う愛を描いた純愛史劇でリー・イートンら豪華俳優陣が出演。「赤華珠~君に誓う愛~」記憶を失ったバイオリニストを巡る予測不能のトライアングル・ラブストーリーで、「f(x)」出身ソン・チェン出演の「見知らぬ恋人~Love or Lie~」。「見知らぬ恋人~Love or Lie~」および、似顔絵捜査官と無骨な刑事、見た目も性格も真逆な2人が事件の真相に挑む傑作サスペンス「猟罪図鑑~見えない肖像画~」の3作品には要注目。「猟罪図鑑~見えない肖像画~」ほかにも、同居ラブコメディ「ゼロ婚~恋はプロポーズのあとで~」、自分の在り方と人生の選択に揺らぐ彼女たちの4つの物語を描く「愛すべき私たちへ~beautiful days~」。「愛すべき私たちへ~beautiful days~」名家に嫁いだヒロインの愛と信念を描いた歴史ファンタジードラマ「玉楼春~君に詠むロマンス~」など、さまざまなジャンルの作品が全話無料での配信となる。■華流ドラマ6月全話無料配信スケジュール【6月1日(土)0時~6月15日(土)23時59分の期間、全話無料配信の作品】「玉楼春~君に詠むロマンス~」「贅婿[ぜいせい]~ムコ殿は天才策士~」「白玉無瑕<はくぎょくむか>~恋とミッションは若様と~」「マイ・ディア・ライフ~かけがえのない明日へ~」「宮廷恋仕官~ただいま殿下と捜査中~」「宮廷恋仕官~ただいま殿下と捜査中~」【6月16日(日)0時~6月30日(日)23時59分の期間、全話無料配信の作品】「猟罪図鑑~見えない肖像画~」※6月3日0時~配信開始予定「倚天屠龍記[いてんとりゅうき]~乱世に煌めく愛~」※6月3日0時~配信開始予定「初恋ロマンス~無感情皇子とナイショの契約~」※6月3日0時~配信開始予定「見知らぬ恋人~Love or Lie~」「赤華珠[せきかしゅ]~君に誓う愛~」「ゼロ婚~恋はプロポーズのあとで~」「愛すべき私たちへ~beautiful days~」「ゼロ婚~恋はプロポーズのあとで~」(シネマカフェ編集部)
2024年06月02日俳優・二宮和也が主演を務める、TBS系日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』(7月スタート毎週日曜後9:00)の追加キャストとして、田中みな実の出演が決定した。原作は、海堂尊氏の小説「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」(講談社文庫)。日本の医療問題を、エンターテインメントを通して提起し続けてきた海堂氏。2018年4月期に放送されたシーズン1で天才的な手技(縫合技術)を持つ外科医・渡海征司郎を熱演した二宮和也だが、6年ぶりの続編では“新たな役”となる悪魔な世界的天才外科医・天城雪彦を演じ、前作のスケールと興奮を超えるメディカルエンターテインメントを繰り広げる。田中が演じるのは、治験コーディネーターの椎野美咲(しいの・みさき)。美咲はドラマオリジナルのキャラクターで、シーズン1で登場した木下香織(加藤綾子)の後輩。勘が鋭く、営業能力が高い美咲は、東城大学医学部付属病院・病院長の佐伯清剛(内野聖陽)からの信頼も厚い。新薬や機器開発の治験窓口となり、主人公の天城と絡んでいくことになる。また、佐伯のライバルである維新大学心臓外科教授の菅井達夫(段田安則)とも接点があるようで…。今後、美咲がどのように東城大や維新大と関わっていくのか注目だ。治験コーディネーターとは、病院・製薬会社・医療機器メーカーを繋ぐ仕事。新薬や新しい医療機器などの導入に向け、未来の医療のため、患者に寄り添う重要な役割を果たしている。今作のキーパーソンとなる美咲を田中がどう演じるのか期待が集まる。■コメント<田中みな実>『ブラックぺアン シーズン2』が始まると聞いて、いちドラマファンとして楽しみにしていたら、お声がけいただき驚きました。錚々たる役者陣、制作陣との撮影現場は緊張感があり、刺激的です。しっかり噛み締めながら臨みたいと思います。<プロデュース・伊與田英徳>実は、田中さんが前職のときに、一度ドラマに出ていただいたことがありまして、短いシーンではありましたが、監督の指示をスッと飲み込める方だなと思ったことがあります。そして時間を経てこのようにお会いできることを大変うれしく思います。今回、田中さんは、天才的なオペの悪魔がいるという医療界の中、様々なつわものたちと互角以上に渡り歩いていく役どころです。そんな難しいシチュエーションの中、二宮さん、内野さん、小泉さん、そして段田さんといったつわものの方々とどんなお芝居を見せていただけるのか、大変楽しみです。
2024年06月02日二宮和也主演メディカルエンターテインメントドラマ「ブラックペアン シーズン2」に、新たなキャストとして田中みな実の出演が決定した。本作は、海堂尊の小説「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」を原作に描く、医療と金、そして医療革命を巡るメディカルエンターテインメント。2018年放送の「ブラックペアン」の続編となっており、6年後の物語となる今作で二宮さんが、渡海征司郎ではなく、人も金をももてあそぶ悪魔な世界的天才外科医・天城雪彦を演じる。新キャストの田中さんが演じるのは、治験コーディネーター・椎野美咲。ドラマオリジナルのキャラクターで、前作に登場した木下香織(加藤綾子)の後輩だ。勘が鋭く、営業能力が高い美咲は、東城大学医学部付属病院・病院長の佐伯清剛(内野聖陽)からの信頼も厚い。新薬や機器開発の治験窓口となり、天城と絡んでいくことになる。また、佐伯のライバルである維新大学心臓外科教授の菅井達夫(段田安則)とも接点があるようで…。田中さんは「錚々たる役者陣、制作陣との撮影現場は緊張感があり、刺激的です」と撮影の様子を明かし、「しっかり噛み締めながら臨みたいと思います」とコメント。プロデューサーの伊與田英徳は「田中さんは、天才的なオペの悪魔がいるという医療界の中、様々なつわものたちと互角以上に渡り歩いていく役どころです」と説明している。「ブラックペアン シーズン2」は7月、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2024年06月02日6月に入り、大詰めを迎えつつある春ドラマ。今期も多くの魅力的な作品が登場し、最終回が待ちきれないという人も多いだろう。脚本や演出もさることながら、ドラマの見応えに大きく影響を与えるのはやはり出演する俳優たちの演技力だろう。そこで、プライム帯放送の春ドラマに出演する主演俳優・女優について、500人を対象にアンケート調査を実施。“演技が素敵、上手い!”と思うのは誰なのかを聞いた。今回は、主演女優について発表する。3位に選ばれたのは、『アンメット ある脳外科医の日記』(カンテレ・フジテレビ系)で主演を務める杉咲花(26)。杉咲演じる川内ミヤビは、優秀な若手脳外科医だったが、不慮の事故で過去2年の記憶を喪失してしまったうえ、今日のことを明日には忘れてしまうという後遺症を負ってしまう。本作で共演する若葉竜也(34)は、WEBメディア「Real Sound」のインタビューで、杉咲について「彼女の背中を見て手を抜ける人っていないと思うんです。なぜかと言うと、同じ現場にいたらわかるんですが、誰にも見えないところで血の滲むような努力をしているから」と語り、杉咲の演技への真摯さを絶賛している。その熱意は画面越しに、しっかりと届いているようだ。アンケートでは杉咲に対して、「自然体で何も違和感がない」「台詞がない場面での演技が上手い」など、静かでリアルな演技に賞賛が集まった。また、「昔から演技が上手いと思っていたが今見たら更に上手く話に凄い引き込まれる」など、杉咲自身の成長を感じる人もいた。演技派として高い評価を受ける杉咲。‘16年の映画『湯を沸かすほどの熱い愛』では、日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞。‘20年後期のNHKの連続テレビ小説『おちょやん』でヒロインを務めた。今年3月には映画『市子』で「第78回毎日映画コンクール」の女優主演賞に加え、「第47回 日本アカデミー賞」優秀主演女優賞を受賞するなど、その実力を如実に示してきた。毎日映画コンクール受賞に際するWEBメディア「ひとシネマ」のインタビューでは、撮影の際に意識していることを「矛盾なんですけど、表現しないことです」と語っていた杉咲。その自然な演技は「アンメット」でも視聴者の心を掴んでいるようだ。2位に選ばれたのは、『9ボーダー』(TBS系)で主演を務める川口春奈(29)。川口演じる大庭七苗(おおば・なな)は自身と同じ29歳。仕事ぶりが評価され最年少で副部長に抜擢されるが、その間元カレや友人たちが結婚や出産をしていくことに複雑な思いを抱えている。という役どころ。木南晴夏(38)演じる七苗の姉・六月、畑芽育(22)演じる妹の八海とのテンポの良い掛け合いは見どころの一つ。姉妹の苦悩を自身の人生と重ねる視聴者も多いが、川口自身もその役柄に共感することがあるという。そのためか、アンケートでは「喜怒哀楽の絶妙な演技が秀逸」「年代毎の悩みや葛藤を上手く描いているドラマだと思いますが、川口春奈さんが主演だからこその良さが出ているドラマだと感じたからです」「切なさや葛藤などリアルな気持ちが伝わる演技」など、川口の等身大な演技に好感を持つ声が相次いで寄せられた。‘20年に放送されたNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で、急遽沢尻エリカの代役を務めた川口。NHKはその起用について「確かな演技力がある」と発表していた。その後、’22年のNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』に出演したほか、主演を務めた同年のドラマ『silent』(フジテレビ系)は大きな話題を呼ぶなど、着々と評価を高めている。今回の配役も、川口のキャラクターとマッチしていたことも相まって、心を動かされる視聴者が続出したようだ。そして栄えある1位に選ばれたのは『Destiny』(テレビ朝日系)で主演を務める石原さとみ(37)。演じるのは「横浜地方検察庁」中央支部の検事・西村奏役。亀梨和也演じる大学時代の恋人と12年ぶりに再会したことをきっかけに、青春時代のある事件が甦り、運命の波に翻弄されていくことになる。‘22年に第一子を出産した石原。本作は3年ぶりの連続ドラマ復帰作となった。子育てに追われる石原は、本作のセリフを子供の寝かしつけをしながら覚えたという。また、大学時代を自ら演じたことも話題となった。アンケートでは、「大学生役や検事など全然違うが、演技が上手くて見入ってしまうから」安定した演技力を評価するだけでなく、「結婚を機に演技に磨きがかかったと思う」「母親になっても益々綺麗になり観ていても美しさに見とれてしまう」と、ライフイベントを経てその魅力に磨きがかかったと絶賛する声が多く寄せられた。石原といえば、現在公開中の映画『ミッシング』での演技も話題になっている。映画では、これまでの”石原さとみらしさ”を封印し、失踪事件で娘を失い心を失った母親を演じた石原。憔悴した母親役を演じるため、ボディーソープで髪を洗い、リップクリームも塗らないという徹底ぶりを見せたという。実際、その生々しい演技に圧倒される人が続出。各所から絶賛の声が寄せられている。今回のアンケートでも、「現在公開中の映画とはまた全然違う演技をしていらっしゃるので」と、『ミッシング』との役柄の差に驚く声も寄せられた。役者としての幅を広げている石原。その活躍が今後も期待される。
2024年06月02日中国Webドラマの1日のアクセス新記録を達成した2016年の中国BLドラマ「ハイロイン」。本国で配信停止措置を受けたその幻のBL作品が再制作を経て、待望のリメイクドラマとして完成した!本作は、原作である中国BL小説の作者・柴雞蛋(チャイジーダン)が自ら監修に参加。情緒あふれる北京の下町とリアルな都会の風景を背景に、高校を舞台とした心の成長を魅せ、多感な青春期を見事に織り込んだ作品に仕上がった。友情、家族愛、そしていつしか芽生えた恋…(C) 2023 China Punchline Entertainment Co., Ltd.■ ■アジアドラマチックTV日本初放送!2024年8月3日 毎週土曜日 5:00~/6:00~ ■ ■作品あらすじ幼い頃から父と2人暮らしで質素ながらも温かい生活を送ってきた高校生・蘇御(スー・ユー)は、ある日、 実母が大金持ちと再婚したという知らせを聞く。一方、その“大金持ち”の息子である呉比(ウー・ビー)は、実母の死に疑問を抱いて長年父と対立していた。 父が再婚相手の息子(蘇御)を自分の通う私立高校に転校させようとしていることを知った呉比は、転校を決意する。蘇御もまた実母の転校の提案を受け入れない。こうして何の因果か転校した呉比は蘇御のクラスメイトになってしまうが、孤高の優等生・蘇御と傍若無人な問題児・呉比は対立し…(全24話)■ ■主演キャスト呉比(ウー・ビー)役/徐浜(シュー・ビン)蘇御(スー・ユー)役/張炯敏(チャン・ジョンミン)■ ■スタッフ監督:蘇篠晨(スー・シャオチェン)脚本:賛啊(ザンア)原作:柴雞蛋(チャイジーダン)(C) 2023 China Punchline Entertainment Co., Ltd.■ ■ソニー・ミュージックソリューションズ配給作品サイト&Xアカウント公式サイト: 公式X: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年06月01日6月に差し掛かり、春スタートのドラマがいよいよクライマックスを迎え始めている。今期もっとも高視聴率をキープしているのが、型破りの弁護士を描いた『アンチヒーロー』(TBS系)だが、『Believe―君にかける橋―』(テレビ朝日系)『ブルーモーメント』(フジテレビ系)も“王道もの”として評価は高い。恋愛ものでは『366日』(フジテレビ系)やリバイバルされた『東京タワー』(テレビ朝日)なども話題を呼んでおり、人気シリーズ『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)も放送中だ。充実したラインナップとなった今期だが、どのドラマも軒並み、主演俳優らの演技力を評価する声は多い。そこで本誌は、春ドラマで単独主演を務めている「演技が上手い」と思う俳優・女優をテーマに500人を対象にアンケート調査を実施。ここでは、演技が上手いと思う「主演俳優」についての結果を公表する。まず、3位に選ばれたのは『Believe―君にかける橋―』(テレビ朝日系)で主演を務める木村拓哉(51)。本作は「大手ゼネコン」と「刑務所」が舞台となっている異色のドラマ。木村は無実の罪で逮捕された設計者・狩山陸を演じており、天海祐希(56)演じる余命わずかな妻のもとに帰るため、脱獄を試みるというストーリーだ。木村が、“脱獄犯”を演じるということで話題の本作。いつもとは違った顔を見せる木村の迫真の演技に、驚いた視聴者も多かったようだ。「どんな役をやってもキムタクイズムは出るが表情、間の取り方など引き込まれるし次も見ようと思わせるから」「昔のようなキムタク感がなく昔より自然な演技になっていると感じたから」「喜怒哀楽がはっきり伝わってくるから」「セリフに感情が籠っていて見ていて面白かった」「歳をかさねるごとにしぶさがましてカッコイイ」4月行われたキャスト登壇イベントにて、共演している斎藤工(42)から「今回弁護士として狩山(木村の役)と対峙したときに、目を見て背筋がぞぞぞっとしました。鳥肌が立ちました」と評されていた木村。竹内涼真(31)も「木村さんが“マジで本気”なのでこちらも本気でいけます!」と発言しており、木村の本気度がうかがえる。つづいて2位に選ばれたのは、『ブルーモーメント』(フジテレビ系)で主演を務める山下智久(39)。本作は気象学で自然災害に立ち向かうための組織・SDM(特別災害対策本部)を舞台にしており、山下は気象庁気象研究所所属の研究官・晴原柑九朗を演じている。お天気お兄さんとして報道番組に出演しつつも、SDMの一員として消防・医療など各分野のエキスパートらと奮闘する様子を描いている。原作漫画は気象学者の荒木健太郎氏が監修しており、かなり専門的な知識や用語も多い本作。しかし、緊迫感のある災害現場でも的確に指示をする山下の演技は、大ヒットした医療ドラマ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(フジテレビ系)を彷彿とさせるようだ。アンケートでは、「役に入り込んでいる感が伝わるから」と、ハマり役だと称賛する声が多く寄せられた。「コード・ブルーの時代から医療に関する演技が、素晴らしいと思っていたからです」「コードブルーからずっと見てますが目が印象的で引き込まれます。目も演技してるように感じます」「山下さんの作品は、キャラクターの異なるものが多いが、いつも違和感なく見れているため」「ドラマをみていて引き込まれる感じがあるから」「今までの作品も色々見てきたがいろんな役をこなしているから」4月に行われた制作発表で「今回のドラマもしっかり見てくださる方に災害に対する知識や希望を届けられる作品になると思います。現場でキャスト、スタッフ、魂込めて戦っています」と語った山下。『コード・ブルー』で得た知見が、本作にも表れているのだろう。そして、1位に選ばれたのは『アンチヒーロー』(TBS系)で主演を務める長谷川博己(47)。本作はTBS『日曜劇場』枠で放送されており、長谷川はどんな証拠があっても被疑者の無罪を勝ち取るために奮闘する弁護士・明墨正樹を熱演。殺人犯をも無罪にしてしまう“アンチヒーロー”の姿を通して、本当の「正義」や「悪」について考えさせられるようなストーリーだ。放送前、長谷川が「正直、ドラマでここまでのことを描いてよいのか心配になる」とコメントを寄せるほど“ギリギリ”の場面を描いている本作。裁判のシーンでは専門用語が数多く飛び出すうえ、ヒーローとは言い難い弁護士という難しい役どころだが、長谷川の演技力を称賛する声は多い。「長台詞が多いドラマで役柄がとても個性があって難しいと思うのにこなしている」「難しい台詞もすらすら読んでいて、不自然さがない。落ち着いた演技で安心して見ていられる」「役柄に合った容姿で演技もメリハリがあってよい」「演じている人間性を把握しながら、 表現豊かに演じていると思います」「ニヒルな弁護士表情が最高」長台詞について、同局のインタビューで「大変名誉なことなのですが、僕はなぜか長ゼリフが多い役を演じることが多いんですよね」と自ら振り返っていた長谷川。長台詞のコツについて「言っていることが難しくても、感情の流れを見たら主張したいことがわかるように心がけています」と明かしていた。作品の面白さもあいまって、長谷川の演技は高い評価を得ているようだ。
2024年06月01日俳優・モデルの高橋ひかる(※高=はしごだか)が、テレビ朝日系で7月13日からスタートする土曜ナイトドラマ『顔に泥を塗る』(後11:30)で主演を務めることが決定した。本作は、ヨシカズ氏の人気コミック『顔に泥を塗る』(ゼノンコミックス/コアミックス)をドラマ化。高橋演じる自尊心が低めで周りに気を遣ってばかりの主人公は、メイク男子と運命的な出会いを果たし、メイクの力で前を向き始める。しかし、きれいになった主人公に対し、これまで優しかった彼氏がモラハラ男へと変貌。そんな彼氏へ立ち向かい、自分の人生を取り戻す人生逆転ラブストーリー。初のラブサスペンスに挑んだ主演作『ハレーションラブ』(テレビ朝日系/2023年)では、繊細な演技を披露した高橋。本作で演じるのは、派遣社員としてデパートの受付で働く柚原美紅。自分に自信がなく、周りに気を遣ってばかりの美紅は、エリート弁護士の彼氏・結城悠久=通称・ハルの「清楚でいてほしい」という希望に合わせて、控えめの化粧しかしない毎日。そんなある日、メイク男子・高倉イヴに偶然出会ったことで、美紅に変化が訪れることに。大好きなメイクに合わせて時にレディースファッションも楽しむイヴは、美紅には眩しいほどに輝いていた。そんなイヴに憧れの赤リップのメイクをしてもらった時、美紅は生まれて初めて自分のことを「きれい」だと感じる。ハルも喜んでくれるはずと思っていた美紅だが、ハルの反応は思っていたものとはまるで違った。この美紅のメイクをきっかけに、優しかったハルがこれまで見たことがないような恐ろしい一面を次々見せていく。■高橋ひかる(柚原美紅役)コメント――本作の主演が決まった時のお気持ちを教えてください。また、原作や台本を読んでいかがでしたか?最初に原作の表紙とタイトルを見た時に、タイトルの印象がとても強くて、「どんなお話なんだろう?」と、すごく引き込まれる感じがしました。実際に読んでいくと、とても苦しい気持ちにもなりましたが、共感される方も多い作品だと思ったからこそ、美紅に自己投影して、ご覧いただく方に楽しんでいただけたらな、と原作を読みながら思いました。――高橋さんが演じる“美紅”について、どんな人物だと思いましたか?共感できる部分や、ご自身と重なる部分、異なる部分などございましたら教えてください。また、演じる上で大事にしたいことがあれば教えてください。最初は美紅に対して、もどかしさや悔しさ、イライラなどを感じながら読んでいて、正に原作者のヨシカズさんからしたら、「してやったり」だと思うんですけど(笑)。でも、読めば読むほど、「この苛立ちは自分自身と重なる部分があるからこそ感じるものなんだ」と気づき始めました。それからは、美紅を知るほど愛おしく感じるというか、他人事じゃないように感じるようになりましたね。保身に走ってしまうところなど、私にも共通する部分なのですが、客観的に見ていると「ずるいじゃん」や「なんでそうなっちゃうの?」と思ってしまったりして、最初はそれに戸惑いましたが、読み進めると、美紅は感情に素直な子なんだということがわかってきて、むしろ感情に真っすぐでいいなという印象に変わりました。素直に自分の落ち度にもちゃんと気づくことができて、きちんと自分と向き合って答えを探そうとしているひたむきさがすごく好きです!また、美紅はイヴくんやハルくんなど、人からもらうエネルギーをすごく大切にする子で、自分が主軸ではなく、対相手がいてこそ輝く美紅だと思うので、それぞれの共演シーンを楽しみながら大切に演じていきたいなと思っています。――美紅はメイクの力によって自信が持てるようになり、変化していきますが、高橋さんにとってメイクはどんな存在ですか?メイクもそうですし、「色」は感情をとても豊かにしてくれるものだと思います。私は割と日常生活では色を取り込まないタイプだったので、かつては「かわいい色は似合わない」や「目立たない色でいいや」など自分で色を制限していたのですが、お仕事を通して強い色のブルーや赤などの物を身につけたり、チークを取り入れたり、ネイルを塗ったりした時に、自分自身も強くなれた気がしたんです。それをきっかけに好きな色を身にまとえるようになったので、メイクや色は自由の象徴だなと感じています。最近ではパーソナルカラーや骨格診断で「あなたに似合うものはこれです」と指標が見つけやすいからこそ、「絶対そっちの方が似合うよ」と人にも言いやすい世の中でもあり、誰がどう思うかを大切にしがちだなとも思うのですが、イヴくんみたいにメイクやファッションは自分の内面を表に表現できるものだと思うので、自由に楽しんでいいんだということを、作品を通して感じていただけたらなと思います。――本作の見どころや、これから始まる撮影に向けての意気込みと共に、視聴者の皆さまへメッセージをお願い致します。見どころはたくさんあるんですけれど、これまで自分の好きなものを内に閉じ込めていた美紅が、イヴくんのメイクによって自分の好きなものに気づいてワクワクしていく表情はその1つだと思います。最近「自分って趣味ないな」という人が結構多いなと感じているのですが、好きなものはあるのに、そこまで上手いわけじゃないとか、趣味とまでは言えないかな、みたいに思い込んでいるのかなと思うんです。でも、好きだと感じた小さいときめきに気づいてほしいですし、大切にしてほしいなと思うので、美紅をはじめ、それぞれのキャラクターの些細なときめきとかワクワクを映し出しているシーンを見て、「“好き”ってもっと気軽でいいんだ」とか「“楽しい”って表現していいんだ」と思っていただけたらなと思います。ときめきがたくさん詰まっている「ときめきMAX」な作品になっていると思います(笑)。また、誰もが抱える悩みを、それぞれのキャラクターが何かしら持っていると思うので、自己投影して見ていただいたり、私自身も多分この役を通して強く生きるヒントをもらえる気がしているので、作品を通して皆さんが毎日を楽しく強く生きるヒントが何か送れればいいなと思っています。美紅が強くなっていく姿を見守ってもらえるよう、精一杯、頑張りたいと思います。ぜひご覧ください。
2024年06月01日読売テレビ・日本テレビ系「7月期日曜ドラマ」より、物語を象徴するマークが6月1日、先行公開された。公開されたのは、六角形のようなマークと「6月7日 歯車が動き出す」というメッセージのみ。ドラマのタイトルや出演者は明かされていない。早くもミステリアスな雰囲気ただよう今作。7日に何が起こるのか注目が集まる。
2024年06月01日全国無料放送のBS12 トゥエルビ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:降籏邦義)は、水前寺清子主演作ドラマ「ありがとう第1シリーズ」を6月6日(木)よる7時より放送します。©️テレパック1.ドラマ「ありがとう第1シリーズ」について水前寺清子主演、石井ふく子プロデュースでおくる、昭和の名作ホームドラマ。放送当時、ドラマは大人気となり、主人公の職業を変えながら、シリーズ化。今回は、記念すべき第1シリーズを放送。今作の主人公の職業は警察官。家族や仲間と喧嘩もしながら、励ましあい、心やさしい町の人たちに見守られながら、一人前の警察官に成長していく物語。主題歌も水前寺清子がうたい、明るい歌詞、歌声で人気を博した。■番組HP: ■画像クレジット:©️テレパック2.ストーリー警察官を志す3人の明るい下町娘の物語。水前寺清子、和泉雅子、沢田雅美の3人が警察官を演じ、人間らしさを描いたドラマ。下町の保育園に母親の勝(山岡久乃)と居宿している四方光(水前寺清子)は、明るく活発で芯の強い娘。 光の父親は警察官で、下町とそこに住む人たちをこよなく愛し、犯罪を一つでもなくそうと仕事に励んでいたが過労のため殉職してしまった。そんな父親を尊敬していた光は、周囲の反対を説き伏せ、警察官 を志し、親友の香子(和泉雅子)、次代(沢田雅美)と共に見事警察学校の試験に合格する。やがて光は、上野署の刑事・進矢(石坂浩二)ら下町の人情に温かく迎えられながら、すくすくと成長していく。©️テレパック■出演者水前寺清子、山岡久乃、長内美那子、岡本信人、石坂浩二、長山藍子、沢田雅美、伊志井寛、乙羽信子、和泉雅子他©️テレパック■スタッフプロデューサー:石井ふく子ディレクター・監督:川俣公明脚本:平岩弓枝主題歌:ありがとうの歌 歌手:水前寺清子3. 放送スケジュール6月6日(木)スタート毎週木曜日よる7時00分~(2話連続放送)※13日は編成上の都合により休止■BS12 トゥエルビについて■三井物産(株)100%出資の24時間全国無料のBS放送局です。スポーツ中継や大人の趣味教養など、上質なエンターテインメント番組を総合編成でお送りしています。視聴方法は、BS+12ボタン、または3桁番号222チャンネルです。BS12 | BS無料放送ならBS12 トゥエルビ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年05月31日テレビ東京ほかにて放送、Netflixにて見放題独占配信中のドラマ『RoOT / ルート』より、第5話に登場したダイアン・ユースケのアドリブが光る(!?)幻の接客シーン(メイキング映像)が解禁となった。アニメ『オッドタクシー』の世界を別視点から描いた同ドラマは、漫画『RoOT / ルート オブ オッドタクシー』に登場する若手探偵コンビ・玲奈(河合優実)、佐藤(坂東龍汰)が、“女子高生失踪事件”の真相を追うストーリー。6月4日に第10話(最終回)の放送を控えている。今回、解禁となったのは、尺の都合で泣く泣く全カットとなってしまった、ダイアンのユースケの接客シーンのメイキング映像。第5話で、河合演じる探偵の玲奈がキャバクラ嬢にふんして、親友の花音(寺本莉緒)とキャバクラに潜入した回にサプライズ出演したダイアンのユースケと津田篤宏。アニメ『オッドタクシー』で、お笑いコンビ・ホモサピエンス役で声の出演をしていたダイアンの2人は、ドラマでも同役で声の出演をしているが、その役とは別に、ユースケはキャバクラのボーイ役として、津田は異例の津田役として出演を果たした。2人は、自身の公式YouTubeチャンネル「ダイアンYOU&TUBE」にて、出演時の舞台裏も配信しているが、そこでも接客シーンの全容は幻の存在となっていた。ちなみに、玲奈と佐藤が働く指宿探偵事務所のとあるシーンでも、「ダイアンYOU&TUBE」の映像が使用されている。幻のシーンは寺本演じる花音とボーイ役のユースケによるシーンだが、すべてアドリブとのことだ。
2024年05月31日TBSの深夜ドラマ枠「ドラマストリーム」で放送された『からかい上手の高木さん』に続いて、永野芽郁(24)と高橋文哉(23)の初共演による映画『からかい上手の高木さん』が31日より全国公開された。『からかい上手の高木さん』は、月刊漫画雑誌「ゲッサン」(小学館)で2013年から10年にわたって連載され、今年1月に最終となるコミックス20巻が発売された山本崇一朗氏による人気漫画が原作。とある島の中学校で隣同士に座る「からかい上手の高木さん」と「からかわれっぱなしの西片」、そんな2人の「からかい」をめぐる日々を描いた青春ラブコメディ。これまでにテレビアニメ化、劇場アニメ化され、人気を博してきた。実写ドラマ&映画の監督を務めたのは、今泉力哉。多くの自主映画制作を経て、『愛がなんだ』(2019年)、『街の上で』(21年)、Netflix映画『ちひろさん』(23年)、『アンダーカレント』(23年)などの話題作で、恋愛を中心としたリアルな描写が評価されている。今泉監督の“『からかい上手の高木さん』まで”と“これから”の話を聞いた。■原作者と原作ファンが喜んでくれるものにしたい、というのは絶対条件――『からかい上手の高木さん』を手がけることになった経緯を聞かせてください。【今泉】TBSのプロデューサーから連絡をいただきました。僕は、自分が「面白い」と思えるかどうかを最初の判断基準にしていて、それから自分が適任なのかを考えるようにしているんです。原作漫画を読んで、日常の些細なことを積み重ねた物語の中で、ものすごく繊細な心理が緻密に描かれていることに驚きました。台詞の順番が1つ違ったら壊れてしまうようなやりとりがたくさんあって、心ひかれるものがありました。原作の空気感を大切にしながら実写化したら、面白いものができるんじゃないかと思いました。ですが、原作の人気はもちろん、アニメ化もされていて、そのアニメもすごくヒットしているという中で、自分が適任なのか即答はできませんでした。でも、いただいた原作漫画を家に置いておいたら、僕の中学生と小学生の子どもたちが楽しそうに読んでいたんです。それが背中を押してくれた一つになりました。――大人気コミックをドラマと映画で実写化するビッグプロジェクトですね。【今泉】でも、そういう気負いはなかったんですよね。これまでの作品は浮気や不倫などを扱ったものが多く、「青春ラブコメディなんて新境地ですね」と言われることもあるんですけど、新しいことをやっている感じもなくて。むしろ正直で、不器用な人たちの恋愛という点では共通しているように思います。ちゃんとヒットするといいな、というのはもちろんありますけど。――西片をいつもからかって楽しんでいる高木さん役を月島琉衣さん(15)、高木さんにいつもからかわれてしまう西片を黒川想矢さん(14)が演じたドラマ版は、どのシーンも原作にあるエピソードを彷彿とさせ、「2人とも漫画から飛び出してきたよう」「高木さんと西片の初々しい姿が本当にかわいい」などと好評のうちに最終回を迎えました。動画配信サービス「Netflix」で世界配信され、アジアの国や地域(香港、台湾、韓国、フィリピン)でも週間視聴ランキングでTOP10入りを果たすなど好評です。【今泉】原作モノを映画化する時は、まず原作者と原作ファンが喜んでくれるものにしたい、というのは絶対条件。ただ一般論として、ドラマのメインキャストを中学生にするのは、知名度や芝居の部分でチャレンジングなことでもあるんです。とはいえ『からかい上手の高木さん』は中学校の同級生同士の物語ですし、それが魅力。ドラマ版の高木さんと西片のキャスティングは、原作の世界の空気を作り出せるかどうかに大きく関わる部分でもあったので、丁寧にオーディションを重ねていきました。その中で、月島さん、黒川さんに出会えたことは本当に良かったと思います。2人とも本当にフレッシュで素晴らしかった。■小豆島の景色や空気に助けられました――映画版は中学生時代から10年後を描いています。教育実習生として10年ぶりに母校に戻ってくる高木さんを永野芽郁さん(24)、体育教師として同校に勤務している西片を高橋文哉さん(23)が演じます。【今泉】映画では、原作の関係のまま大人になった2人を描くのはどうかという話になりました。原作の高木さんと西片が結婚して、子どもがいる日常を描いた『からかい上手の(元)高木さん』というスピンオフ漫画があるので、2人が結ばれて幸せになった未来があることを前提に、そこに至るまでの2人の物語を、原作者と原作ファンの方々にも楽しんでもらえるよう、出版社の方も交えて丁寧に作っていきました。キャスティングは、プロデューサーから永野さんと高橋さんの名前が挙がり、ぴったりだと思いました。実際、衣装合わせで初めてお会いして、これはもう間違いないなと思いましたし、2人が演じてくれたから成立したと言っても過言ではないくらいです。24歳の女性ともなれば、大人の色気みたいなものが出てしまってもおかしくないのですが、永野さんはそれを絶妙な塩梅で演じてくれました。ご自身が持っている純粋さ、明るさ、快活さが生きていたと思います。それに、台本に「泣く」と書かれていない場面で、涙を流されたことがあって、高い演技の技術もお持ちですけど、相手と向き合ってちゃんと気持ちで演じてくれていることがわかって、すごくうれしかったです。高橋さんも、難しい役だったと思うんです。からかいは一歩間違えると意地悪に見えてしまう。からかわれた側がどう反応するかで観客の受け止め方が大きく変わってくるんです。高橋さんはそこをちゃんと意識して、調整してくれていたように思います。からかわれるのは嫌だけど、高木さんにからかわれるのはうれしくもある、その辺りのバランスもすごく良かったですし、リュックを背負う動作一つをとってもからかいたくなるスキがあって、それがあざとく見えない。先にドラマを撮影して、編集を終えていたので、映画版の撮影が始まる前に、中学生の高木さんと西片を見てもらったのですが、2人とも真似るわけではなく、「過去の自分はこんななのね」と理解して、ドラマと映画のつながりに違和感がないように演じてくれたこともありがたかったですね。―─演出面でこだわったことは?【今泉】僕は演出する際に、中学生だろうが大人だろうが、まずは何も言わずに1回お任せで演じてもらうんです。自分が想像していたものより面白い画が撮れる可能性を潰したくないから。永野さんも高橋さんもキャラクターをよく理解してくれていたし、お互いに相手に合わせる能力が高かったので、随分と助けられました。――小豆島の美しい風景も見どころですね。【今泉】原作では舞台がどこか、具体的に描かれていませんが、アニメ版の聖地でもあり、原作者の山本崇一朗さんの故郷ということもあり、小豆島で全編撮影することにしました。中学校をロケハンで訪れたら、教室の窓から海が見えて、ここ以外で撮る選択肢はないと思いましたね。夏休み期間にお借りすることができて、本当によかったです。学校に限らず、島の景色や空気に助けられました。こういう場所で育った2人なら、大人になってもあのピュアさでいられるのかも、と思ってもらえるんじゃないかと思います。■身近にある小さな話こそ映画にする意味がある――監督の原体験は?【今泉】初めて映画館で映画を見たのは小学生の頃。一番古い記憶として残っているのは『ホーム・アローン』と『シザーハンズ』の2本立てです。『ホーム・アローン』はメインのお話も面白かったのですが、主人公が殺人鬼だと思い込んでいたおじいさんや、『ホーム・アローン2』に出てくる鳩おばさんのエピソードに感動して、めちゃくちゃ泣きながら映画を観終えたのを覚えています(笑)。ロビーで次回の上映を待つ親子連れの人たちが、子ども(=私)が泣いて出てきたことに戸惑っていた情景を覚えていて。「あれ?『ホーム・アローン』ってコメディだよね?」って。その頃から、メインのドラマチックなストーリーに感動するというより、サブキャラクターの些細なエピソードにひかかれるところがあって。ベースがあまのじゃくと言いますか、すでに世の中にありふれているものは作りたくない、みたいな気持ちもすごくある。SF感動巨編よりも、映画の題材としては扱われないような小さな話に興味があるんです。――それで、中学生の男女の「からかい」「からわかれ」というなにげない日常そのものである『からかい上手の高木さん』にもひかかれる部分があったんですね。【今泉】そうですね。自分の近いところにありながら、自分では思いつかないものを描くことができました。――映画監督になろうと思ったきっかけは?【今泉】高校卒業後の進路を考える時に、大学に行ってまでいわゆる勉強はしたくないけど、就職もしたくない。唯一、興味があったのが映画でした。とはいえ、福島県郡山市で生まれ育ったので、地方の映画館は大作が中心でしたし、近所のレンタル店で借りて観るくらいで、映画オタクとかシネフィルって感じでもなかったんですが、芸術系の大学(名古屋市立大学芸術工学部視覚情報デザイン学科)に進学して、映画をつくりはじめたんです。映画って総合芸術ともいわれるくらい、カメラマンや照明、美術、衣装やヘアメイクなどのスタッフと俳優と、みんなで力を合わせてつくるじゃないですか。それが良かった。自分には芸術的な才能があまりなかったので。美術の成績も5段階評価で2でしたし。でも、1回、がっつり挫折しているんです。卒業制作で作った映画の出来があまりにもひどくて、「映画監督は無理だ」と思ってあきらめて。吉本興業の養成所「NSC大阪」に1年間通ったんですけど、自分がやりたいのはお笑いじゃなくて、物語なんだなって気づかせてもらって。それで映画に戻ったんですけど。――その後は、アルバイトをしながら自主映画をつくり続け、登竜門とされるコンペティション「ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」に何度応募しても入選できず、それでも商業デビュー(2010年『たまの映画』)を果たして、PFFの最終審査の審査員をオファーされるまでになった。それを「最高の下克上」と言っていたのが印象的でした。【今泉】まあ、冗談ですけどね。「PFF」には6回ぐらい出して、全部落ちました。映画祭なので入選するしないっていう当落はどうしてもありますが、映画そのものには正解があるわけでも、勝ち負けがあるわけでもない。ほかの監督の映画を観て、「悔しい」と思うこともありますけど、比べてもキリないしですしね。でも、応募して、感想などの意見をもらえたことは、今でもとても意味のあることだったと思います。映画祭に行って同世代の作家の映画を見たりすることも含めて、入選しなくても育ててもらった感覚はありますね。なので、PFFには感謝しかないです。――2019年『愛がなんだ』が大ヒットを記録して以降、『アイネクライネナハトムジーク』(19年)、『mellow』(20年)、『his』(20年)、『あの頃。』(21年)、『街の上で』(21年)、『かそけきサンカヨウ』(21年)、『猫は逃げた』(22年)、『窓辺にて』(22)年、Netflix映画『ちひろさん』(23年)、『アンダーカレント』(23年)といった話題作で腕を振るってきました。成功の秘訣は何だったと思いますか?【今泉】映画づくりをやめずにいたってことと、作りながら学んだことですかね。正直なところ、食べていけるようになったのは『愛がなんだ』の前後。まだ5年しか経っていない(笑)。2010年に商業映画デビューしてから、妻が家計を支えてくれました。収入がなくてもバイトすればいいか、という感覚だったので、良くも悪くもやめる覚悟は一切なかったですね(笑)。やりたくない企画を振られて、「お仕事」みたいなテンションで作ったことは一度もないですし。やるかやらないかはきちんと選んでます。面白くできないなら、やらない。フリーなので、つまらないものをつくるほうが怖いんです。次の話が来なくなるので。――ドラマ『1122 いいふうふ』の世界配信も控えていますが、今後について何か考えていることは?【今泉】身近にある小さな話をやりたい、という思いがずっとあって、そっちに向かっていくかもしれないですね。隣にいる人が今、本当に悩んでいることとか、抱えている問題とか。一人でも悩んでいる人がいたらそれはリアルだし、同じような悩みを持っている人がいるかもしれない。映画で描くことで救われることもあるかもしれない。そういう小さな話こそ映画にする意味があるのではないかと思っています。
2024年05月31日俳優の木村拓哉が主演を務める、テレビ朝日系木曜ドラマ『Believe-君にかける橋-』(毎週木曜後9:00)の第6話がきょう30日に放送された。ドラマも終盤に差し掛かり、物語は真相編へ。「誰が黒幕なのか?」とSNSでは考察が広がっている。テレビ朝日開局65周年記念作品として制作される本作は、橋づくりに情熱を燃やす狩山陸(木村)が刑務所に収容されるという思わぬ困難に見舞われながらも、決してあきらめることなく希望と再生の道を模索していく物語。※以下ネタバレあり第6話では、すべての謎につながる本丸へ向かって物語がさらに大きく動き出し、狩山(木村)と黒木(竹内涼真)の不意打ち初対面を経て、ついに答え合わせの時間がスタート。物語も真相編に突入した。今回はストーリーが大きく展開し、「帝和建設」の社長・磯田典孝(小日向文世)が、弁護士・秋澤良人(斎藤工)の立ち合いのもと、証拠となるデータを消去する場面も。さらにそれを伝えられた狩山の部下・南雲大樹(一ノ瀬颯)は「ダメだ!」と暴れ出す。そして黒木は、狩山の身柄を東京へ移送する途中、単独で狩山の事情聴取を始めると、兄の事件の真相を語りだす。そこで狩山と“黒幕は誰なのか”という目的が一致していることを理由に、わざと狩山を逃がす展開となった。SNSでは、黒木“兄”の真相が明らかになると同時に、警察であるにも関わらず逃走を認めた黒木“弟”に「まさかの展開すぎる」「黒木と陸が結託するとは誰も思わない」など、驚きの声のほか、それぞれの登場人物の行動に「黒木刑事はこれから味方になる?」「社長は綺麗事ばかりの真っ黒?」「南雲くんは味方な感じがする」「やはり黒幕は都知事?」「建設に失敗して得するのは誰だ?」など、考察が寄せられた。
2024年05月30日『レ・ミゼラブル』(2020)のラジ・リ監督と製作スタッフが再集結し、バンリュー(パリ郊外)が抱える問題を再び描き出した最新作『バティモン5 望まれざる者』。この度、ドラマとドキュメンタリーが混在するような、ラジ・リ監督ならではの独特の撮影現場風景を捉えたメイキング映像が解禁となった。2024年夏季五輪を控えて盛り上がりを見せるパリ。世界的な注目を集める大都市が人知れず抱え続ける問題を、サスペンスフルかつエモーショナルにクローズアップしたのが本作。メイキング映像は、ラジ・リ監督が実際にバンリュー地区に住むエキストラたちと様々な対話しながら演技指導し、撮影を進めていく様子が捉えられている。市長の横暴に耐えかねた移民たちの居住団地=バティモン5の住人たちが、新しいリーダー<アビー>を擁立するためにデモを決行するシーンでは、エキストラが「自分の権利のために意見を表明したい」「もうウンザリだからね」と実際の生活を語りながら、リアルな気持ちのままで撮影に参加。結果、ドラマとドキュメンタリーが一体化したような映像へと昇華させていく手法も捉えられている。また、必死に声をあげながら、現場を駆け巡る監督の姿も収められたメイキング映像となっている。なお、6月1日(土)、6月2日(日)の2日間限定で、本作をイメージしたグラフィティアートがデザインされたポストカード2種が第2弾入場者プレゼントに決定。第2弾:入場者プレゼント本作の日本版ポスターのデザイナーでもあるグラフィック・デザイナーの椚田透が手掛けた本ビジュアルは「バンリューの出口なき混沌」をコンセプトに、団地、移民たちの姿を色彩豊かにアート性高く表現。混沌とした中にも強さが捉えられたデザインとなっている。(※プレゼントは入場時に先着で、お一人様につき2枚のお渡しとなります)第2弾:入場者プレゼント『バティモン5 望まれざる者』は新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開中。© SRAB FILMS - LYLY FILMS - FRANCE 2 CINÉMA - PANACHE PRODUCTIONS - LA COMPAGNIE CINÉMATOGRAPHIQUE - 2023(シネマカフェ編集部)■関連作品:バティモン5 望まれざる者 2024年5月24日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© SRAB FILMS - LYLY FILMS - FRANCE 2 CINÉMA - PANACHE PRODUCTIONS - LA COMPAGNIE CINÉMATOGRAPHIQUE – 2023
2024年05月30日俳優の間宮祥太朗が主演を務める日本テレビ系日曜ドラマ『ACMA:GAME アクマゲーム』(毎週日曜後10:30)の原作者・メーブ氏が30日、自身の「X」を更新。同作をめぐる一部の“声”に触れ、「ドラマにはおもしろさで炎上を吹き飛ばしてもらいたい」と願いをつづった。メーブ氏は、毎話放送後に「X」にてドラマの感想を投稿。第8話(26日放送)の後には「敵のアジトの裏口を見つけたのに、触れずに正面から入るドラマある!?斬新すぎるやろ!」といった“ツッコミ”をしつつ、「そんな中8話は、照朝の目的が変更されたのがよかったと思います。他の参加者もようやく命の危険を感じ始めて、登場人物と視聴者の温度差が埋まったように思う。9話からは楽しめそうな気がするぞ!」と前向きな投稿をしていた。しかし、意図に反した捉え方で一連の投稿が取り上げられる事態に。メーブ氏は「最近『原作者が酷評!炎上!』とか言って取り上げられるんだけど、炎上…してるか?」と疑問を呈し、「ドラマ、漫画を観て感想や意見を発信する分には僕は何も思わないです。個人の自由。でも読者でも視聴者でも当事者でもないのに、フワッフワな情報で、ただ煽りたいだけの人たち。止めろとは言わない。だけど僕のポスト引用して動画作ってるんだから、感想言ってもいいよね?嫌いです(絵文字)」と本音を吐露した。また「僕は過去のポストで、『セクシー田中さんの件や芦原先生について、憶測で私見を述べることはしません』と明言してます。そんな人間のポストを利用して、当の漫画やドラマも確認することなく、セクシー田中さんの件に絡めて『時事ニュース』と称して動画をつくる。倫理観どうなっとるんや?」と一部動画について言及。「僕がやいのやいのとドラマにツッコミ入れてる話と、セクシー田中さんの件って、本当に同じ構図かい?全然違うと思うんだけど」と伝えた。そして「何が言いたいかっていうと、ドラマ見てよってこと。その上でなら何でも言っていいと思う。正直今のちょっとした炎上も、ドラマに関心が集まるなら儲けもんだと思ってる。ドラマにはおもしろさで炎上を吹き飛ばしてもらいたい」と願いを込め、「僕と最後までドラマに付き合ってよみんな」と呼びかけた。今作は、2013年から2017年に『週刊少年マガジン』(講談社)に連載された、原作・メーブ氏、作画・恵広史氏による同名漫画を超大型プロジェクトとして、完全実写化。13年前、父・清司を謎の組織に殺され、すべてを失った織田照朝(間宮)は、99本集めると、この世のすべてを手にすることができると言われる「悪魔の鍵」を賭けて争う、命がけの「アクマゲーム」に挑む。照朝は時に人の命を奪い合う“究極のデスゲーム”に翻弄(ほんろう)されながらも、仲間とともに鍵の謎に迫っていく。
2024年05月30日全国無料放送のBS12 トゥエルビ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:降籏邦義)は、中国ドラマ「星河長明(せいがちょうめい) 運命の妃と不滅の帝」を6月7日(金)あさ7時~放送開始します。本作品にどうぞご期待ください。ⓒ 2022 Youku Information Technology (Beijing) Co., Ltd. All Rights Reserved.1.番組概要『蘭陵王』の監督と ウィリアム・フォンが再タッグ!『星河長明 運命の妃と不滅の帝』は、『海上牧雲記~3つの予言と王朝の謎』『鳳星の姫~天空の女神と宿命の愛~』『斛珠<コクジュ>夫人~真珠の涙~』と同じ、“九州シリーズ”に連なるドラマ。広大な大陸に存在する9つの州を舞台に、様々な種族や文化が入り乱れ、いくつもの王朝の栄枯盛衰を描く。本作の主人公の1人・彧修明(いく・しゅうめい)に扮するのは、ドラマ『蘭陵王』『明蘭~才媛の春~』『永楽帝〜大明天下の輝き〜』などのドラマのみならず、映画『刺客』『王朝の陰謀 闇の四天王と黄金のドラゴン』でも活躍するスター俳優 ウィリアム・フォン。ヒロインは『東宮~永遠の記憶に眠る愛~』でブレイクし、『九齢公主~隠された真実~』でも主演を務めたポン・シャオランが演じている。■番組HP: ■画像クレジット:ⓒ 2022 Youku Information Technology (Beijing) Co., Ltd. All Rights Reserved.2.あらすじⓒ 2022 Youku Information Technology (Beijing) Co., Ltd. All Rights Reserved.ⓒ 2022 Youku Information Technology (Beijing) Co., Ltd. All Rights Reserved.晁(ちょう)王朝に従わぬ夜北(やほく)の地に、“厄病神”と呼ばれる1人の娘がいた。その名は葉凌霜(よう・りょうそう)。凶事を予見する力を持つ彼女は、不吉な存在であるとされ、恐れと好奇の対象となっていたのだ。凌霜が唯一心を許せるのは、夜北7部族の首領である七海震宇(しつかい・しんう)の娘・蕊(ずい)だけだった。ある秋のこと、大祭の最中に巨大な狼・雪狼王が現れる。恐怖で身動きできずにいる蕊を、身を挺して守った凌霜。足がもつれて倒れてしまった彼女に、雪狼王が襲いかかる。「危ない」という蕊の声が響き渡った時、疾風のごとき速さで飛び出した何者かが、凌霜を救い…。ⓒ 2022 Youku Information Technology (Beijing) Co., Ltd. All Rights Reserved.3.放送スケジュール6月7日(金)放送スタート<日本初放送>毎週月~金曜あさ7時~(全25話/中国語・日本語字幕)4.キャスト役名:キャスト彧修明(いく・しゅうめい):ウィリアム・フォン(馮紹峰)『明蘭~才媛の春~』葉凌霜(よう・りょうそう)/白露(はく・ろ):ポン・シャオラン(彭小苒)『九齢公主~隠された真実~』翼無憂(よく・むゆう)/羽臨空(う・りんくう):ジュー・ジョンティン(朱正廷)『プロジェクトV』七海怜(しつかい・れい)/青蘅(せいこう):チョン・シアオモン(程小蒙)『鶴唳華亭<かくれいかてい>~Legend of Love~』七海蕊(しつかい・ずい):リウ・モンルイ(劉夢芮)『琉璃~めぐり逢う2人、封じられた愛~』5.スタッフ総監督:チョン・シューガイ(鍾澍佳)『蘭陵王』■BS12 トゥエルビについて■三井物産(株)100%出資の24時間全国無料のBS放送局です。スポーツ中継や大人の趣味教養など、上質なエンターテインメント番組を総合編成でお送りしています。視聴方法は、BS+12ボタン、または3桁番号222チャンネルです。BS12 | BS無料放送ならBS12 トゥエルビ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年05月30日ドラマ『おいハンサム‼︎』(フジテレビ系)の魅力は、その“豊かさ”である。ごはん時に家族みんなで囲む食卓、お母さんがいってらっしゃいと送り出してくれる玄関先、会社の先輩とランチタイムに滑り込んだ人気の洋食屋さん。なにげない日常のふとした瞬間に、豊かさを感じる。■恋と家族とご飯をめぐるホームコメディ娘たちの幸せを願ってやまない父(吉田鋼太郎)、恋愛運がイマイチな長女・由香(木南晴夏)、モラハラ夫と離婚して自由の身になった次女・里香(佐久間由依)、ヒモ同然の彼氏が売れっ子漫画家に進化した三女・美香(武田玲奈)、そんな家族のドタバタを見守る母(MEGUMI)を描いた『おいハンサム‼︎』は、恋と家族とご飯をめぐるホームコメディだ。タイトルの“ハンサム”とは、父がちょっと良いことを言った際に用いられる。いうなれば伊藤家の中で最上級の褒め言葉が“ハンサム”なのだ。漫画『おいピータン‼︎』(講談社)を中心に複数の作品で構成された本作は、原作者・伊藤理佐のユーモラスな世界観を存分に味わえる実写化作品になっている。2022年1月期に放送された際には、コアなドラマ好きからジワジワと評判が広がり、最終的にはそのクールを代表する作品の一つとなった。そして今年の4月には『おいハンサム‼︎2』が放送され、6月にはまさかの劇場版が待っている。ドラマシーズン2の放送が終わった今、やっぱり好きな作品だなぁ……としみじみ思う。■変なドラマだけど、どこか居心地が良い思い起こせば『おいハンサム‼︎』の第1話はすごく奇妙だった。というのも、卵かけごはんに黄身だけを使っても許されるような自由(どんな自由?)を求めた美香が、一人暮らしをゴネるシーンから唐突に始まったのだ。夢の一人暮らしはスタートするものの、これからは食器などもこだわってみようと意気込んでいた矢先に、沸騰するとピーピー音が鳴る実用的なやかんを携えた父が新居を訪れる。この時点で、変なドラマかもしれないと思った。そして次のシーンでは、夕飯時にリクエストされたタンメンを作っていた里香が、タンメンを“ワンタン麺”と勘違いしていた夫(桐山連)に逆ギレされていたのである。その時私は確信したのだ、これは変なドラマなのだと。不貞腐れた夫がその後「タンメン」でしか会話しなくなったのも変だったが、初回の放送にも関わらず、家族の紹介はサラッと触れた程度で、まるで私たち視聴者がすでに伊藤家のことを知っているとでもいうように、物語はどんどん進んでいったのである。けれど、その違和感はわりと早い段階で薄まっていった。独特の空気感に慣れたというか、例えるならば「友達の家に遊びに行った時お父さんとお母さんもいて緊張したけど、30分も経てば慣れてきた」あの感覚と同じ。私の日常にドラマが入り込んだのではなく、私が伊藤家の日常におじゃまさせてもらっていることに気がついたのだ。この家族のちょっと屈折したところも、どこか居心地が良かった。■誰しもが共感する日常生活のちょっとした場面『おいハンサム‼︎』が他より群を抜いているところは、なんといっても日常生活の解像度の高さだ。“あるある”と“ないない”が混在した伊藤家の日常は、一風変わったエピソードも飛び出てくるが、それでもどこか自分にフィットするような感覚がある。例えば恋愛に悩んだ時、似たようなシチュエーションを描いた少女漫画に助けを求めたことはあるなとか。深夜のスーパーを梯子して自家製ホットドッグを作ったことはないけど、やってみたいなとか。恋人が浮気相手との別れ話の際に、コーヒーではなく、コーヒーゼリーを食べてたらそりゃあムカつくだろうなとか。伊藤家と自分を重ねては、つい思いを巡らせてしまう。本作への“好き”を自覚した状態で始まった『おいハンサム‼︎2』は、伊藤家のことをより身近に感じるようになっていた。恋愛もご飯もおいしいところをちょこちょこ食べた方がいいと思っていた不倫体質の由香が、お腹いっぱいになること、つまり“満たされること”は幸せなのだと気づいた第3話は、大袈裟ではなく、日本中すべての人に見てほしいエピソードである。■『おいハンサム‼︎2』が教えてくれた人生の醍醐味さらに最終回一歩手前、第7話も紹介したい。伊藤家の日常の“象徴”である母が、体調を崩してしまう回だ。神妙なトーンの父から連絡を受けた娘たちは、すぐさま病院に駆けつける。これまで当たり前のようにあった伊藤家の日常が、初めて揺らいだ瞬間だった。家族で無事を祈る中、母がよく作ってくれたサンドイッチのことを思い出す。一人前にしてはいつも多めの量だった。紫蘇やチーズが入ってて、どこを食べてもおいしいようにバターやマヨネーズを隅々まで塗ってくれて、パンの耳もきれいに切られていた。もしかしたら、おいしいサンドイッチを家族に食べさせるために、母はひたすらパンの耳だけを食べていたのだろうか。娘たちが母の深い愛情に涙していると、そのサンドイッチ美談を横で聞いていた父から真実を告げられる。実は大量に余ったパンの耳を、オーブンでカリッと焼き、ラスクのようにして酒のつまみにすることが、母の楽しみだったのだ。むしろそれを食べたいがために、サンドイッチを作っていたのだと。端っこまで具を詰めていたのは、ラスクにした時によりおいしくなるからだ。他人からはムダだと思われていたものが、実はメインディッシュだったーーそんなことが、人生にはあるのかもしれない。いや、むしろ人生の醍醐味ってそういうことなのかも。無事に退院した母を囲み、白ワインと“いつもの”ラスクを嗜む伊藤家を眺めていると、暖かい気持ちがじんわり広がってくる。その時、私のなにげない日常にも“豊かさ”を感じたのだ。(文:明日菜子、イラスト:タテノカズヒロ)
2024年05月30日俳優の仲村トオルが主演するドラマ『飯を喰らひて華と告ぐ』が7月9日午後11時45分よりTOKYO MXにて放送開始となる。足立和平による異色のグルメ漫画(白泉社「ヤングアニマルWeb」連載)を実写化した本作の予告映像と各話のゲストキャストが公開された。東京のとある路地裏に佇む、中華屋のような店構えの料理屋「一香軒」(いっかげん)。客の望むものは「何でも出す」と豪語するこの店の店主は、客たちの人生の悩みを瞬時に見抜き、その客にベストマッチした最高のクオリティの料理を提供する。料理の腕は間違いなく一級品なのだが、問題は客の悩みを勝手に勘違いし、見当違いなアドバイスをすること。これに客たちは、困惑したり、腹を立てたり、笑い出したり。それでも皆、なんだか店に来た時より、帰る時には少しだけ元気になっている。■第1話「ハンバーグ」ゲスト:田村健太郎とある会社のサラリーマン、三橋(田村健太郎)。学歴は優秀だがプライドが高く協調性0な彼は、上司に叱責され、むしゃくしゃしたまま「一香軒」に迷い込み、肉汁タップリのハンバーグを注文するのだが…。■第2話「アジの姿造り」ゲスト:猫背椿久々の夫婦水入らずの伊豆旅行に浮足立つ専業主婦の久美(猫背椿)。だが夫の急な仕事で旅行はキャンセルになり、本当は伊豆で新鮮なアジの姿造りを食べたかったが適当な店がなく、しょうがなく入った「一香軒」で…。■第3話「カツカレー」ゲスト:吉村界人ラッパー志望の慶太(吉村界人)は、ある日先輩から怪しげなブツの取り引きを持ちかけられるが、待ち合わせ場所に現れたの「一香軒」の店主だった。彼は強引に店に連れて行かれ、ボリューミーなカツカレーをふるまわれるが…。■第4話「里芋とイカの煮物」ゲスト:きたろう人付き合いが下手で、偏屈な頑固おやじの正雄(きたろう)。「一香軒」の前をフラフラしていた正雄は店主に強引に店の中に担ぎ込まれてしまう。そして中華を食べたかったのに、なぜか里芋とイカの煮物を涙ながらに提供されることに…。■第5話「サムゲタン」ゲスト:高橋ひとみ毎朝小学校の校門に立ち、生徒たちに笑顔を振りまく校長先生、向田(高橋ひとみ)。フラリと立ち寄った「一香軒」で、「何か精のつきそうなお料理を」とオーダーすると、店主は滋養満点のサムゲタンを彼女に提供するのだった…。■第6話「梅のおかゆ」ゲスト:三河悠冴ボクサーの佐々木(三河悠冴)は、大事な試合を前に極度の緊張からランニング中にお腹をくだしてしまう。トイレを求めて「一香軒」に駆け込んだ佐々木をギロリと睨みつける店主はお腹に優しそうな梅のおかゆを佐々木の前にそっと置くが…。■第7話「たこ焼き」ゲスト:華村あすか30歳目前になり、卒業を翌日に控えた売れないアイドルグループのあやち(華村あすか)。メンバーとの思い出の味のたこ焼きを注文すると、店主はもはや神がかった勘違いを披露し始める…。■第8話「海鮮パエリア」ゲスト:福井俊太郎(GAG)怪しい儲け話で全てを失い、自殺を図ろうとする島田(福井俊太郎)。すると、ソロキャンプ中だった店主が突然現れ、島田を『師匠』と言い始め、焚き火で作ったあつあつの海鮮パエリアをふるまうことに…。■第9話「豚キムチ」ゲスト:山崎紘菜20年前同棲していた恋人のユウホ(山崎紘菜)は激辛の豚キムチが好物だった。30歳を前に店主との結婚を意識し始めていたユウホは、ウェディング雑誌をさりげなく目につくところに置いてみるが、店主はまったく気付かずに…。■第10話「???」ゲスト:山城琉飛SF雑誌を熟読し、店先でUFOを呼ぶ儀式を行う店主。そこに修学旅行で長崎から東京に来ていた中学生の悟(山城琉飛)が通りかかり、店主は悟を一目見るやいなや、「ようこそ…!」と店に招き入れ…。■第11話「ラーメン」ゲスト:円井わん意中のホストにあっさりフラれ、泣きながら夜道を歩いていたキャバ嬢のウレハ(円井わん)。泣き疲れて空腹を覚え久々にラーメンを食べたくなったウレハは「一香軒」で“フツーのラーメン”をオーダーするが…。■第12話「塩むすび」ゲスト:柄本時生売れない役者の山下(柄本時生)は怪しい芸能事務所に金を巻き上げられ生活が困窮。ついに包丁片手に強盗をもくろむも、勇気がなく断念。すると焼きサンマの匂いがどこからともなく漂い「一香軒」にたどり着く。包丁を構え店主を脅すが、怖気付くことなく山下を抱きしめ、店主は土鍋で炊いたあたたかい塩むすびを握り始めた…。
2024年05月30日俳優・飯沼愛が主演する7月スタートのテレビ朝日系連続ドラマ『南くんが恋人!?』(毎週火曜後9:00)に、30年前に“南くん”を演じた俳優・武田真治が出演することが決定した。武田は、飯沼演じる主人公・ちよみの父親役を演じる。1987年に刊行された内田春菊氏の人気漫画『南くんの恋人』(青林工藝舎刊)は、これまで4度もドラマ化され、テレビ朝日では1994年に高橋由美子&武田、2004年には深田恭子&二宮和也、と2度にわたって制作された。本作『南くんが恋人!?』は、まさかの男女逆転バージョン。『南くんの恋人』とは違い“南くん”が15センチの手のひらサイズになって、恋人・ちよみの前に現れる。主人公・堀切ちよみを飯沼が演じ、“南くん”こと、南浩之はFANTASTICS・八木勇征が演じる。そして今作の脚本を手掛けるのは、1994年放送の高橋&武田版『南くんの恋人』でも脚本を担当した岡田惠和氏。30年越しに新しくなった『南くんが恋人!?』で筆を執り、ひと夏の甘くほろ苦いホーム・ラブコメディーをつむぐ。そんな本作で武田が演じるのは、ちよみの父・信太郎。自宅の隣で焼き鳥店を営む信太郎は、実はちよみとは血の繋がりはないのだが、ちよみのことを大切に思っている心優しい男性という役どころ。武田は、1994年の『南くんの恋人』は自身にとっても「出世作となった」と言い、「内田春菊さん原作のこの作品に再度関わることができ、うれしくて打ち震えました!」と興奮。今作では「悩みを抱える娘と向き合う、その戸惑いやハラハラを全国の娘を持つお父さんにも共感してもらえたら」と、役柄への意気込みを明かした。また、ちよみの・楓を木村佳乃、南くんの父・晴幸を沢村一樹、ちよみの祖母・百合子を加賀まりこ、信太郎が営む焼き鳥店の常連で、商店街で手芸店を営む“チャコ”こと木村久子を室井滋、ちよみが所属するバスケ部のコーチでもある山高晋一を光石研が演じることも発表された。■武田真治(堀切信太郎役)コメント――今作『南くんが恋人!?』へのご出演にあたり、企画を聞いた際どんな印象を持たれましたか?内田春菊さん原作のこの作品に再度関わることができるとは思ってもいなかったですし、しかも脚本は岡田惠和さん。今回演じるのは“南くん”ではありませんが、自分としては“出世作”にもなったシリーズの新作に関わることができるのがうれしくて、打ち震えましたね!――今作の脚本は武田さんが出演された『南くんの恋人』も手掛けた岡田惠和さんですが、あらためて今作への出演で楽しみなことなどはありますか?僕が南くんを演じた『南くんの恋人』は、物語も本当に面白かったですし、ぶっ飛んだストーリーに視聴者の皆さんもついてきてくれました。当時は昭和から平成になって間もない頃で、学園モノというとちょっと悲しいストーリーのものが多く、その中では新しいタイプの学園モノでした。着ていた衣装や髪型、高橋由美子さんが歌う主題歌など、全てがムーブメントになっていったことを覚えています。今回はきっと僕よりも若いスタッフに囲まれて撮影をしていくと思いますが、今の自分たちがいいと思うものを全部取り入れて、みんなで楽しくのびのびやっていけたらなと思います。――『南くんの恋人』撮影当時の思い出で印象に残っていることはありますか?実は高橋由美子さんにあまり会っていないんです(笑)。当時、たくさんの視聴者が会いたかった高橋由美子さん演じる“ちよみ”に、僕も同じように会いたかったのを覚えています。あとはそうですね、ピンク色のGジャンを着ていたと思うんですけど、あれ、僕の自前だったんです。今でもとってあるので、今作でも一度はご披露したいと思っています(笑)。――今回演じる堀切信太郎をどんな風に演じたいと考えていらっしゃいますか?僕が演じる信太郎は、ちよみの父親なのですが、血の繋がりはない複雑な家族構成でもあります。『南くんの恋人』で振り返ってみると素敵だったのは、「小さくなってしまうことで、うまく伝えられない悩みに大人も向き合い、一緒に成長していく」というところもうまく描かれていたことだったように思います。今回は僕もその大人の側になり、悩みを抱える娘と向き合うことになるわけですが、その戸惑いやハラハラを全国の娘を持つお父さんにも共感してもらえるといいなと思います。岡田さんの脚本ではそういった“今の時代のお父さんの姿”、“娘との向き合い方”も描かれているので、うまく表現していけたらと思います。――もしも15センチの手のひらサイズになったら、やってみたいことはありますか?日常が全部日常ではなくなって、全てが大冒険になるのでしょうね…。30年間想像したこともなかったな…。やっぱり僕は小さくならなかった方だったので(笑)!30年前は15センチになった女の子をポケットに入れて学校に通ったので、僕も誰かのポケットに入っていろんな人の日常を体験してみようかな…!――ドラマを楽しみにされている視聴者の皆さんにメッセージをお願いいたします。この夏一番面白いやつです!ぜひ楽しみにしてください!
2024年05月30日俳優・飯沼愛が主演する7月スタートのテレビ朝日系連続ドラマ『南くんが恋人!?』(毎週火曜後9:00)の出演キャストが発表された。1987年に刊行された内田春菊氏の人気漫画『南くんの恋人』は、これまで4度もドラマ化され、テレビ朝日では1994年に高橋由美子&武田真治、2004年には深田恭子&二宮和也、と2度にわたって制作された。本作『南くんが恋人!?』は、まさかの男女逆転バージョン。『南くんの恋人』とは違い“南くん”が15cmの手のひらサイズになって、恋人・ちよみの前に現れる。主人公・堀切ちよみを飯沼が演じ、“南くん”こと、南浩之はFANTASTICS・八木勇征が演じる。そして今作の脚本を手掛けるのは、1994年放送の高橋&武田版『南くんの恋人』でも脚本を担当した岡田惠和氏。30年越しに新しくなった『南くんが恋人!?』で筆を執り、ひと夏の甘くほろ苦いホーム・ラブコメディーをつむぐ。今作には、1994年にテレビ朝日で放送された『南くんの恋人』で“南くん”を演じた武田の出演も決定。武田はちよみの父・信太郎を演じる。自宅の隣で焼き鳥店を営む信太郎は、実はちよみとは血のつながりはないが、ちよみのことを大切に思っているという役どころ。ちよみの祖母・百合子を演じるのは加賀まりこ。百合子は、楓の“別れた夫の母”で、実の息子よりも嫁の楓と暮らしていくことを選び、ろくでなしの息子を家から叩き出した、という逸話を持つ。「大先生(おおせんせい)」と呼ばれ、美容室『ガーベラ』を楓とともに切り盛り。楓とは本当の母娘のような関係を築いている。そして、信太郎が営む焼き鳥店の常連で、商店街で手芸店を営む“チャコ”こと木村久子役には室井滋、ちよみが所属するバスケ部のコーチでもある山高晋一役には光石研が決定した。さらに、本作で脚本を手掛ける岡田惠和の大人気作『ひよっこ』では夫婦役を演じた木村佳乃と沢村一樹が、再び岡田作品に参戦。沢村が演じるのは、小さくなってしまう“南くん”の父・晴幸。ドイツ文学の教授で、妻を亡くして以来、息子と2人きりに。しかし、ここ最近は“南くん”とのやりとりもあまりなく、ちよみに様子を聞くばかり。そんな父と息子の関係が、“南くん”が小さくなってしまったことで、どんな風に変化していくのか。そして、ちよみの母・楓を演じるのは木村。昭和レトロな商店街で美容室『ガーベラ』で働く、面倒見がよいけれど、どこか天然な楓を熱演する。台本を読んで、すでに「キュン」としまくっているという木村。「(脚本の)岡田惠和さんはどうしたらあんなに若い女性のキュンがおわかりになるのか、ぜひ伺ってみたい」と目を輝かせながら、楓という役柄を構築していくことを明かした。
2024年05月30日みなさん今期のドラマはチェックしていますか?今期は、『花咲舞が黙ってない(日本テレビ系)』や『アンチヒーロー(TBS系)』などお仕事をテーマにした作品、『Destiny(テレビ朝日系)』や『Re:リベンジ-欲望の果てに-(フジテレビ系)』など考察が盛り上がるサスペンス系の作品などさまざまなジャンルのドラマが話題を集めています。中でも働く女性は今、どのドラマに注目をしているのでしょうか?今回はマイナビウーマン読者パートナーの3名に、現在放送されているドラマの中で一番ハマっているものを聞きました。■働く女子が“激推し”する今期のドラマ◇謎が謎を生むスペンス・ラブストーリー。『Destiny』(テレビ朝日系)ママになって初の連ドラ主演の石原さとみさん。話題の理想的なお二人、亀梨和也さんと田中みな実さん。『アンナチュラル』をはじめとするミステリー系や、『silent』などの恋愛系の耳に残る挿入曲を多数手掛ける得田真裕さん。大注目中のキャストスタッフ陣が手掛けるドラマで、始まる前から楽しみにしていました。そしてストーリーにも惹きこまれてしまうのが本作のすごいところ。カオリ(田中みな実)が亡くなった理由、奏(石原さとみ)と真樹(亀梨和也)の父の関係など真相がどんどん明らかになっていく中、祐希(矢本悠馬)が何故真樹の実家を放火したのか……。謎が謎を生み全てがつながっていく今後の展開に、ラストまで目が離せません。(華原萌、30代)◇同世代の主人公に考えさせられる。『366日』(フジテレビ系)HYの名曲366日がドラマのタイトルになっており、主題歌にもなっていたので、予告の時から絶対に見たいと楽しみにしていました。主人公たちの年齢が29歳と、私自身と同世代なので親近感を持って見ることができています。高校時代ずっと両思いだったのにすれ違いで恋の実らなかった2人が、大人になって再会し、ようやく付き合うことができたのに、大きな試練が訪れてしまって、始めは運命の残酷さや、やるせなさ、切なさを考えさせられていました。でもそんな状況下でも、葛藤しながら事態に向き合い、今できることにチャレンジしている2人に、だんだんと“真の強さとは何か”や、“周りの人の大切さ”を気付かされるようになりました。最終話までに2人の関係性が以前のように戻るのか、それを超えるような絆が生まれるのか、見守りたいです。(りん、30代)◇お出かけの参考にしたい。『ソロ活女子のススメ4』(テレビ東京系)私のハマっている推しドラマは『ソロ活女子のススメ4』。江口のりこさん演じる主人公・五月女恵がひとりの贅沢な時間を過ごすためソロ活に邁進する様子が描かれています。実際に体験できるスポットが舞台になっているので、お出かけの参考にも!過去作では椿山荘東京やアクアパーク品川、東京ベイ・クルージングレストランなども舞台になっており、今シーズンは国立科学博物館や台湾がテーマの回もあります。毎話ごとにエンディングでその回の舞台となった場所の紹介があるのもうれしいポイント。ソロ活に限らず、旅やグルメが好きな方にもおすすめのドラマです!(Mio、30代)■皆がハマっているドラマは?今回はドラマをよく見るというマイナビウーマン読者パートナー3名の、最終回まで見逃せない今期イチオシの作品を紹介しました。共感した方や、気になった作品があった方もいるのでは?ぜひコメントで皆さんが今ハマっているドラマと感想を教えてくださいね。皆がハマっているドラマは?コメントする・見る(マイナビウーマン編集部)
2024年05月29日全国無料放送のBS12 トゥエルビ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:降籏邦義)は、韓国ドラマ「ミッシング2~彼らがいた~」を6月1日(土)ひる1:00から、毎週土曜日に2話連続で放送いたします。ⓒ STUDIO DRAGON CORPORATION1.番組概要韓国を代表するイケメン俳優コ・ス(「オクニョ 運命の女(ひと)」)と韓国ドラマ界の重鎮ホ・ジュノ(「朱蒙〔チュモン〕」)が、シーズン1に引き続きメインキャストとして今作でも熱いブロマンスを繰り広げる!本作では、映画賞を総なめにした『パラサイト 半地下の家族』にも出演し、注目を集めているイ・ジョンウンや『不思議の国の数学者』で第43回青龍映画賞、新人男優賞を受賞したキム・ドンフィらが新キャストとして加わりさらにスケールアップ!ファンタジーな世界観の中で展開されるミステリーがシーズン2として帰ってくる!■番組HP: ■番宣映像: ■画像クレジット:ⓒ STUDIO DRAGON CORPORATION「ミッシング2」HP : 2.あらすじ人情派詐欺師として悪徳詐欺師に騙された人々からカネを奪い返すウク(コ・ス)は2年前ドゥオン村で出会ったパンソク、ホワイトハッカーのジョンアとともに臓器売買詐欺の被害者を救っていた。ある日、ウクとパンソクは立ち寄ったカフェで振り込め詐欺に遭いそうになっている女性を見かけ助けようとするが、そこで何やら不思議な雰囲気の青年を見かける。そして、シン・ジュノ刑事が勤務する失踪課にある少女が失踪した母親を捜して欲しいと訪ねてくるが…。ⓒ STUDIO DRAGON CORPORATIONⓒ STUDIO DRAGON CORPORATIONⓒ STUDIO DRAGON CORPORATION3.放送スケジュール無料BS初放送6月1日(土)スタート毎週土曜日ひる1:00~3:002話連続放送(全18話/韓国語・日本語字幕)4.キャスト役名:キャストキム・ウク:コ・ス「黄金の帝国」「オクニョ 運命の女(ひと)」チャン・パンソク:ホ・ジュノ「朱蒙〔チュモン〕」「なぜオ・スジェなのか」イ・ジョンア:アン・ソヒ『新感染 ファイナル・エクスプレス』「ウラチャチャ!?〜男女 6 人恋のバトル〜」シン・ジュノ:ハジュン「ハイクラス~偽りの楽園~」『犯罪都市 THE ROUNDUP』カン・ウンシル:イ・ジョンウン『パラサイト 半地下の家族』「私たちのブルース」オ・イルヨン:キム・ドンフィ「秘密の森 2」『不思議の国の数学者』5.スタッフ演出:ミン・ヨンホン「復讐の女神」、イ・イェリム脚本:パン・ギリ「魔女の恋愛」、チョン・ソヨン6.プレゼントキャンペーン韓国情報サイト『K-board』公式Xで、出演者サイン入りグッズが当たるフォロー&リポストキャンペーンを実施中!実施期間:5月24日(金)ひる3:00~6月3日(月)ひる3:00K-board公式X: K-board公式サイト: ■BS12 トゥエルビについて■三井物産(株)100%出資の24時間全国無料のBS放送局です。スポーツ中継や大人の趣味教養など、上質なエンターテインメント番組を総合編成でお送りしています。視聴方法は、BS+12ボタン、または3桁番号222チャンネルです。BS12 | BS無料放送ならBS12 トゥエルビ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年05月29日俳優の石原さとみが主演を務め、亀梨和也が共演する、テレビ朝日系4月期連続ドラマ『Destiny』(毎週火曜後9:00)の第8話が、28日に放送された。お笑いコンビ・相席スタートの山添寛が目撃者役で登場し、視聴者を驚かせた。石原が3年ぶりに連続ドラマに復帰した同作では、石原演じる主人公の検事・西村奏が、亀梨演じる大学時代の恋人・野木真樹と12年ぶりに再会。それを機に、封印してきた青春時代のある事件の扉が開き、2人は“20年に及ぶ運命”の波に翻弄(ほんろう)されていく。第8話では、奏が放火事件の真犯人へ迫っていく中、この事件が思いもかけぬ形で20年前の「環境エネルギー汚職事件」の真実を手繰り寄せ、過去と現代が交差し始める。これまでバラバラだった点がつながって線となり、「及川カオリの事故」「環境エネルギー汚職事件」「野木邸放火事件」と、3つの事件を繋ぐ大きな謎につながっていく…というストーリーが展開した。奏は事件関係者と会う中で、放火を最初に通報した目撃者に事情聴取をすることになったが、その目撃者を山添が演じた。奏の聞き込みに「いい加減にしてくださいよ!何回も同じ話ばっかり!」と声を荒らげる演技を披露していた。山添の突然の登場に、SNSでは「突然の山添さんで二度見した」「演技めっちゃ上手いやん」「名脇役だな~」「山添さんらしい役」などの声のほか、「なにもかも怪しい」「犯人まさかの山添?」など犯人を疑う声も寄せられていた。
2024年05月29日韓国俳優、チョン・ジヒョンとカン・ドンウォンが主演を務める韓国ドラマ『北極星(原題)』が、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」のコンテンツブランド「スター」で来年(2025年)独占配信されることが発表された。映画『猟奇的な彼女』の世界的大ヒットで一躍有名女優の仲間入りを果たし、キム・スヒョンとの共演で注目を集めたドラマ『星から来たあなた』、イ・ミンホとの共演で話題となったドラマ『青い海の伝説』など数々のヒット作に出演し続け、ドラマ出演は2021年の『智異山』以来、約3年ぶりとなるチョン・ジヒョン。モデル出身で、是枝裕和監督の『ベイビー・ブローカー』、ヨン・サンホ監督の『新感染半島 ファイナル・ステージ』など、近年は映画を中心に活躍する中、04年の『マジック』以来、約20年ぶりにドラマ出演を果たすカン・ドンウォン。韓国を代表するトップスター2人の共演が実現した本作は、現代の韓国を舞台に、優秀な外交官で元駐米大使のソ・ムンジュ(演:チョン・ジヒョン)と、国際特別捜査官のサンホ(演:カン・ドンウォン)が、朝鮮半島の平和を脅かす謎の攻撃の裏に隠された真実を暴こうと奔走する姿を描くスパイ・サスペンス。カン・ドンウォンは、製作総指揮としても名を連ねる。監督は、Netflixシリーズ『涙の女王』や『ヴィンチェンツォ』を手がけたキム・ヒウォン。ディズニープラスで『ライトショップ(原題)』の配信も決定している。共同監督に、『犯罪都市4』などの演出家ホ・ミョンヘン。脚本は映画『別れる決心』のチョン・ソギョンで、キム・ヒウォン監督とはドラマ『シスターズ』の以来のタッグとなる。
2024年05月29日動画配信サービス「Paramount+」でまもなく独占配信される新作実写オリジナルドラマシリーズ『ナックルズ』の配信日が6月7日に決定し、全6話が一挙独占配信される。この度、最強の戦士ナックルズらの日本版声優の続投が発表された。ナックルズを木村昴、世界中で大人気のスーパーキャラ・ソニックを中川大志、黄色い2本のしっぽがキュートでファンから熱い人気を誇るテイルスを広橋涼が演じる。あわせて日本語版吹替予告とキービジュアルも解禁となった。ほか、ナックルズの弟子となるウェイド・ウィップルを吉田ウーロン太、ソニックの親友トムの妻マディ・ワカウスキーを井上麻里奈が務める。4月26日に日本に先がけ、アメリカを含む各国で配信がスタートした本作。初週の週末(4月27日・28日)では総視聴時間が400万時間を超え、Paramount+オリジナルシリーズとして史上最も視聴された作品として新たなグローバル記録を樹立した。日本生まれで全世界にて大人気のスーパーキャラ・ソニックを主人公として描く映画『ソニック・ザ・ムービー』シリーズは、2作併せた世界興収が7億ドル超えを突破。絶大な人気を誇っている。本作の主人公となる赤が印象的なハリモグラの“最強の戦士”ナックルズを演じる木村から声優陣を代表してコメントが到着。ナックルズは2作目の映画『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』でソニックのライバルとして登場し最初は敵対する存在だったが、最後はソニックと2本のシッポを持つ心優しい子ギツネのテイルスと共に宇宙平和を守る仲間となった。声優続投が決定した時の気持ちを「演じていてすごく楽しい役だったので、『またやれる!』と大変うれしくなりました」と喜びを明かし、ナックルズが主人公として描かれることについては「ついにきたか!という感じです。ソニックの敵役から主人公に変貌を遂げたナックルズにご注目ください!特に今回はコミカルなシーンも多いので、演じていて楽しかったです!」と語る。そして、全6話のドラマシリーズで描かれることで期待できることについては、「全6話で映画よりも長いので、より深く物語が描かれているところだと思います。ナックルズとソニックが仲間になり、今度は一緒に戦うことになります。2人の友情とアクション満載の物語にぜひご注目ください!絶対見てね!」と呼びかけた。日本語吹替版予告ではナックルズやソニック、テイルスも登場し、地球に残ったナックルズが旅に出ることから始まる物語の一端が描かれ、木村らの演技も垣間見ることができる。世界を救い平和が訪れた地球でのんびり暮らしていたが、そんな生活にもすぐに飽きてしまったナックルズ。“最強の戦士”の血が騒ぎバトルがしたくてたまらない彼は、ソニックの親友トムの同僚でマヌケな男ウェイド・ウィップルを弟子にして旅に出ることに。しかし、映画にも登場した悪の天才科学者ドクター・ロボトニック(演:ジム・キャリー)の手下の男が、ナックルズのパワーを奪いに襲い掛かる。ソニックとテイルスと一緒に地球を守ると約束したナックルズだが、果たして彼の運命は?アクションバトルとユーモア満載のストーリーに、世界中のファンから注目を集めている。
2024年05月29日俳優の高橋文哉(23)が、7月スタートのテレビ朝日系ドラマ『伝説の頭(ヘッド) 翔』(毎週金曜後11:15~0:15※一部地域を除く)で主演を務めることが決定した。高橋は本作で初めてのヤンキー役に加え、容姿がそっくりないじめられっ子役という自身初の一人二役を演じる。本作は、『クロサギ』や『正直不動産』などの原案で知られる夏原武氏の原作デビュー作として2003年~2005年に『週刊少年マガジン』(講談社)にて連載された同名漫画を初めて実写化。物語は、1000人を超えるヤンキーたちを従える不良チーム“グランドクロス”を束ねる伝説の頭・伊集院翔と、かたやクラスでもまったく存在感がなく、スクールカースト最下層の万年パシリ・山田達人という<最強と最弱>の二人が偶然に出会い、容姿がそっくりだったことからある日人生を交換することになるコメディー。テレビ朝日初の本格的な青春ヤンキードラマとなる本作。伝説の頭・伊集院翔と万年パシリ・山田達人という一人二役を務める高橋は、『仮面ライダーゼロワン』(2019年)以来のテレビ朝日連続ドラマ主演に。近年は『フェルマーの料理』(2023年/TBS系)や、『からかい上手の高木さん』(5月31日公開)、『ブルーピリオド』(8月9日公開)、『あの人が消えた』(9月20日公開)など、注目の作品に出演し活躍している。そんな高橋は、主演が決まった際の心境を「『実写でやるの!?しかも主演、俺だ!』と、驚きました(笑)。すごくうれしかったです。8つ上の兄がいるのですが、兄が原作の大ファンで漫画を全巻持っていたので、その影響で僕も読んだことがありました。ですので、誰よりも先に、兄に主演が決まったことを報告して、喜びを分かち合いました」と話す。また、かねて本格的なヤンキー作品への出演を熱望していたそうで、髪を金髪に染め上げ、色気満載で伝説の男・翔を演じることについて「髪の毛も金髪にし、短ラン・太いズボンの学生服を着れば、自分が強くなったような気になります!」と目を輝かせる。そして高橋は『仮面ライダーゼロワン』のころは「当時は右も左もわからなかった」と回顧し、「そんな中で、初主演を務め、本当に0から1を作っていただいた…まさしく俳優・高橋文哉の“ゼロワン”を作っていただいたという恩を感じています。こうして、テレビ朝日さんの連続ドラマに主演として帰ってこられて、少し恩返しできているのかな?という気持ちがあります」と気合十分。「初めての一人二役、ずっとやりたいと願っていたヤンキー役、初のコメディーと、初めて尽くしではあるのですが、だからこそ、皆さんの初めてをたくさん奪えると思っています!また、僕のこれまでとは違った一面も見ていただけたらいいなと思っています。放送を楽しみにお待ちください!」と呼びかけた。原作の夏原氏は「思い入れの深い作品でもあり、今回ドラマ化されることには、他作品のメディア化とはまるで違う感動と喜びがあります」と感慨深い様子でコメント。約20年前の作品となるが「連載中と令和の今では時代も大きく変りましたが、若さゆえに爆発するエナジーはきっと同じです」と期待を寄せる。原作の漫画を担当した刃森尊氏も「放映されるのが、とっても楽しみです。テレビの前に正座して待機しています」と期待を込めた。
2024年05月29日高橋文哉主演で、「クロサギ」「正直不動産」の作者・夏原武のデビュー作「伝説の頭(ヘッド) 翔」を実写ドラマ化。カリスマヤンキーといじめられっ子が入れ替わるヤンキー青春ドラマで初の一人二役に挑む。本作は、多くの実写化漫画の原案で知られる夏原武の原作デビュー作として、2003年~2005年に「週刊少年マガジン」(講談社刊)にて連載され人気を博した作品の初実写化。1,000人を超えるヤンキーたちを従える不良チーム「グランドクロス」を束ねる伝説の頭・伊集院翔。かたや、クラスでもまったく存在感がなく、スクールカースト最下層の山田達人。この2人が偶然に出会い、容姿がソックリだったためにある日、人生を交換することに!?いじめられるだけの人生から、不良たちがこぞって頭を下げるリーダー・翔としての人生を歩むことになった達人…。まさに、周囲にバレたら一巻の終わりの、究極のミッション・インポッシブルドラマ。果たして達人は、“ニセモノ”だとバレずに、喧嘩三昧のヤンキーとしてのタフな毎日を過ごすことはできるのか!?■高橋文哉が一人二役に挑み、“最強と最弱”を演じ分ける伝説の頭・伊集院翔と万年パシリ・山田達人という一人二役には、いま最も勢いのある人気俳優・高橋文哉が挑む。「仮面ライダーゼロワン」(2019年)以来のテレビ朝日連続ドラマ主演となる高橋さん。近年は「フェルマーの料理」などの話題のドラマから、『からかい上手の高木さん』(5月31日公開)、『ブルーピリオド』(8月9日公開)、『あの人が消えた』(9月20日公開)などの注目の映画にも出演。そんな高橋さんは本作への主演が決まった際の心境を「驚きました(笑)」と言いながらも、「すごく嬉しかったです。8つ上に兄がいるのですが、兄が原作の大ファンで漫画を全巻持っていたので、その影響で僕も読んだことがありました。ですので、誰よりも先に、兄に主演が決まったことを報告して、喜びを分かち合いました」と語る。高橋文哉初の一人二役、初のヤンキー役、初のコメディ作品と、高橋さんにとって初めて尽くしとなった今作だが、「僕のこれまでとは違った一面を見ていただけるよう頑張ります」と意気込む。かねてから本格的なヤンキー作品への出演を熱望していただけあり、髪を金髪に染め上げて伝説の男・翔を演じることは、夢がかなった結果に。「髪の毛も金髪にし、短ラン・太いズボンの学生服を着れば、自分が強くなったような気になります!」とコメント。そんな翔と人生を入れ替えることになる、いじめられっ子のアイドルオタク・達人については「監督から『“バレたら死ぬ”と思って達人を演じてほしい』という言葉をいただき、それがすごく腑に落ちて、演じるのがより楽しみになりました」とコメント。翔と相反する達人のビジュアルは、近日解禁される。さらに、「仮面ライダーゼロワン」のころは「当時は右も左もわからなかった」と回想する高橋さん。「そんな中で、初主演を務め、本当に0から1を作っていただいた…まさしく俳優・高橋文哉の『ゼロワン』を作っていただいたという恩を感じています。こうして、テレビ朝日さんの連続ドラマに主演として帰ってこられて、少し恩返しできているのかな?という気持ちがあります」と並々ならぬ思いで今作に向き合っていることを明かしている。■「まるで違う感動と喜び」原作者・夏原武は実写ドラマ化に歓喜原作の夏原氏は「思い入れの深い作品でもあり、今回ドラマ化されることには、他作品のメディア化とはまるで違う感動と喜びがあります」と、デビュー作の実写化に感慨深い様子。「一番楽しみにしているのは、間違いなく私です」と期待を寄せてコメント。原作の漫画を担当した刃森尊も「放映されるのが、とっても楽しみです。テレビの前に正座して待機しています」とオンエアを心待ちにしている様子。脚本は、「プロミス・シンデレラ」「波よ聞いてくれ」などで知られる古家和尚が担当。監督には、住田崇(「架空OL日記」「波よ聞いてくれ」)、近藤啓介(「直ちゃんは小学五年生」「婚活探偵」)、植田尚(「特命係長 只野仁」「まだ結婚できない男」)といった猛者たちが名を連ねる。ヤンキードラマに“入れ替わり”という特殊な設定で、他作品とはまた違ったエンターテインメントに仕上がりそうだ。「伝説の頭(ヘッド) 翔」は7月、毎週金曜23時15分~テレビ朝日系にて放送(※一部地域を除く)。(シネマカフェ編集部)
2024年05月29日事故で記憶喪失になった緒方まことが、手元に残された指輪がぴったりとはまる男性3人と四角関係の恋を繰り広げる火曜ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』。7話まで放送が終わり、物語は佳境へ。“本当の自分とは何か”を、演じながらも考えさせられる物語です。「火曜22時という枠なのでキラキラした胸キュン系のお話をイメージされる方も多いと思いますが、ミステリー要素もあり、“本当の自分を見つける”という人生で誰もが通るテーマも描かれています。私自身、毎回いろいろ深く考えさせられます」そう話すのは、まことを演じる生見愛瑠さん。現場を重ねるにつれ、キャラクターへの解像度が高くなっていったという。「まずは役の設定などを見て、自分の中で想像してから台本を読み、ある程度、役を固めていくのですが、現場に入ると全然違うものになることも少なくないです。だから、撮影が始まってすぐの頃は探り探りでドキドキしていたし、1週間くらいして、やっと役になりきれる感じがありました。記憶喪失になるという設定を重く捉えていたけれど、プロデューサーさんたちと話して、前向きで強い女の子像にしようということに。どんどん明るさを足していくうち、めちゃめちゃ明るい子になっていました(笑)。でも、そうしたことで、ピュアで真面目な女の子に映っていたので良かったです。台本を読んだ時には違和感があったセリフも、現場で他の共演者の方と演じるうちに納得できることも多いし、言いづらいと感じたセリフがあったら、その場で変更することも。みんなでいろいろと相談しながら、リアルタイムで作っていく、舞台のような作品だと感じています。難しいけれど、すごく楽しいです」まことを巡る3人の男性を演じるのは、瀬戸康史さん、神尾楓珠さん、宮世琉弥さんという豪華な俳優陣。「学校みたいな感じの、わちゃわちゃした現場です。みなさん、いい人ですが、神尾さんが群を抜いて変な人で(笑)。一番しゃべるし、大事なシーンを撮る直前に突然『オレンジ色が流行っているの?』と聞いてきてびっくりしたことも。でも、ムードメーカーぶりに助けられているし、明るい現場になっています」大変なシーンを撮影して疲れた時のリフレッシュ法も教えてくれた。「カロリーを使うからなのか、頑張った日はハンバーガーを食べます。どれだけ遅くなっても絶対に(笑)」近年、ドラマや映画への出演が続いている生見さん。演技の仕事への考え方にも変化があるという。「作品を重ねるにつれて役への向き合い方が変わってきたし、自分の意見を伝えられるようになってきて。それが、演じるお仕事の楽しさの一つになっています。バラエティに出ている私が演技をする、というところから、一人の“演じる人”として見られるようになってきたことで、プレッシャーを感じることもあります。でも、演技のお仕事は楽しくて大好きだし、ずっとやりたかったこと。これからも頑張りたいです」『くるり~誰が私と恋をした?~』記憶喪失のまこと(生見)が手元に残された男性用の指輪を手掛かりに、“恋の相手”と“本当の自分”を探すラブコメミステリー。まことの前に指輪がぴったりとはまる、自称元彼・西公太郎(瀬戸)、自称唯一の男友達・朝日結生(神尾)、自称運命の相手・板垣律(宮世)の3人が現れ、恋の四角関係を繰り広げる。毎週火曜22時~、TBS系にて放送中。ぬくみ・める2002年3月6日生まれ、愛知県出身。『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)、『トークィーンズ』(フジテレビ系)をはじめレギュラー番組多数。映画『モエカレはオレンジ色』などに出演。愛称は「めるる」。※『anan』2024年5月29日号より。写真・土佐麻理子スタイリスト・伊藤ミカヘア&メイク・榊ひかるインタビュー、文・重信 綾(by anan編集部)
2024年05月28日5月某日、千葉県にあるアミューズメント施設に男女のキャッキャという笑い声が響き渡った。撮影の合間に日傘の下で、おどけた変顔で現場を盛り上げていたのは川口春奈(29)だ。その傍らでは共演者の松下洸平(37)が、川口の表情にお腹を抱えて笑っていた。この日は川口主演のドラマ『9ボーダー』(TBS系)のロケが行われていた。作品中では互いに惹かれ合う関係を演じている二人だが、カメラが回っていない時も仲が良さそうな様子だった。スタッフが撮影の準備をしている間に二人でバスケットボールに興じたり、松下が川口のスマホで写真を撮ったりする場面も。「今作で松下さんは記憶を亡くした謎の青年という難しい役柄に挑戦しています。主演でキャリアも長い川口さんは、ムードメーカーとして現場を和ませることで松下さんの緊張を解こうとしていたのでしょう。2月に公開された映画『身代わり忠臣蔵』で川口さんは主演のムロツヨシさん(48)と共演しています。オヤジギャグとアドリブで現場に笑いと自由な発想をもたらすムロさんの姿勢に自然と影響されたのかもしれませんね」(制作関係者)仕事で“おじさん俳優”に刺激を受けた川口だが、実は私生活でも“おじさんっぽい”一面があるという。登録者数が200万人近い自身のYouTubeチャンネル「川口春奈オフィシャル はーちゃんねる」では、「仕事終わりのラーメンが何よりのご褒美」と語り、一人でラーメン店を訪れる様子や自宅での“ぼっち飲み”の動画を度々投稿している。さらに、2年前からはサウナにハマっており、まるで中年男性が好みそうなライフスタイルなのだ。「川口さんは動画で、ほろ酔い加減で『お仕事以外はポンコツだから嫌になるわ、本当に……』などと素をさらけ出しています。そんな飾らない姿や、完璧なルックスとは裏腹に『プライベートはおじさん』という“抜け感”がファンの共感を呼んでいるのでしょう」(芸能関係者)先ごろニホンモニターが発表した「令和タレントCM起用社数ランキング」(令和元年~5年)で堂々の1位となった川口。3月には交際していた格闘家・矢地祐介(34)との破局が報じられたが、本人の言葉通り仕事はポンコツではなく、絶好調のようだ。
2024年05月28日8月にWOWOWで放送・配信される『連続ドラマW 密告はうたう2 警視庁監察ファイル』の追加キャストが発表された。本作は、“警察の中の警察”とも言われ、警視庁職員の不正を取り締まるプロ集団・警視庁人事一課(通称:ジンイチ)監察係の知られざる内部捜査を描いた本格サスペンス『連続ドラマW 密告はうたう 警視庁監察ファイル』の続編。伊兼源太郎による『ブラックリスト 警視庁監察ファイル』『残響 警視庁監察ファイル』の2作を原作に、前作よりもさらにスケールアップしたエンターテインメント作品として制作される。前作に続き主演を務める松岡昌宏のほか、仲村トオル、泉里香、池田鉄洋、浜中文一、マキタスポーツ、戸塚祥太が出演。新たに不正疑惑をとりまく疑わしき追加キャスト公開された。前作に続き佐良(松岡昌宏)の同期・北澤を演じるのは眞島秀和。今作では捜査一課所属の刑事として登場する。警視庁ナンバー2である副総監・波多野を演じるのは渡辺いっけい。さらに、謎のキッチンカーを運営する榎本役の宇野祥平、佐良が所属する警務部のトップ・六角部長役の飯田基祐、事件の鍵を握る女性・百合役の山本未來、特殊詐欺捜査を管轄する警視庁捜査二課長・長富役の猪塚健太、同じく捜査二課管理官・吉永役の谷田歩、そして前作に続き情報屋・猿飛役の水澤紳吾と、実力派キャストたちが勢揃いした。<番組情報>『連続ドラマW 密告はうたう2 警視庁監察ファイル』8月11日(日) スタート(全8話)毎週日曜22:00 放送・配信【第1話無料放送】[WOWOWプライム][WOWOW4K][WOWOWオンデマンド]原作:伊兼源太郎『ブラックリスト 警視庁監察ファイル』『残響 警視庁監察ファイル』(実業之日本社刊)監督:内片輝山本大輔脚本:鈴木謙一音楽:大間々昂■出演松岡昌宏泉里香池田鉄洋浜中文一マキタスポーツ/宇野祥平戸塚祥太宮崎秋人猪塚健太水澤紳吾谷田歩飯田基祐山本未來/眞島秀和渡辺いっけい仲村トオル公式サイト:
2024年05月27日